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ダビスタ96の配合について

ダビスタ96の配合について紹介するページです。間違い等の指摘は、ページ一番下の掲示板からコメントしてもらえれば助かります。

繁殖牝馬と種牡馬を配合する

ダビスタ96の醍醐味は配合(種付け)で強い馬を産ませること。強い繁殖牝馬と強い種牡馬から強い競走馬を産ませるわけです。

ただ、一番高額な繁殖牝馬と種牡馬を配合すれば最強馬が生まれるとは限りません。これがダビスタシリーズの深いところです。

種牡馬のパラメータやインブリード、面白い配合などの配合理論によって生まれてくる馬の能力は大きく異なります。また、まったく同じ配合でも産駒の傾向こそありますが、駄馬から名馬まで能力は全然違うものになります。

繁殖牝馬を用意する

はじめに繁殖牝馬を用意します。ゲームスタート時にはランダムで1頭用意されているので、そちらを利用しましょう。

新しく繁殖牝馬を追加したい場合は、牝馬の競走馬を繁殖牝馬に上げる、もしくは競り市で購入するという2パターンがあります。

繁殖牝馬にはスピードとスタミナが設定されていますが、ゲーム内で確認することはできません。競り市で購入できる初期繁殖牝馬のスピードとスタミナを知りたい場合は、繁殖牝馬データベースを参考にしてください。

競走馬から繁殖牝馬に上げる場合、競走成績は一切関係ありません。未出走で繁殖牝馬にしても、無敗でGIを複数勝っても繁殖牝馬の能力は一緒です。例外として、加橋気性ブーストを使って気性の上限を上げたり、木曜併せ一杯調教で限界を超えた場合は能力は変わりますが、ここでは扱いません。

ちなみに競走馬を繁殖牝馬に上げた場合、スピードはスピードの最大値が、スタミナはスタミナの最大値と気性の最大の低いほうが受け継がれます。仮に、スピード80、スタミナ70、気性60という牝馬がいた場合、繁殖能力はスピード80、スタミナ60ということになります。

なお、繁殖牝馬には年齢があり、高齢になると受胎しないケースが増え、亡くなる可能性も高くなります。

種牡馬と能力

種牡馬には繁殖牝馬と違って年齢はなく、月日が流れても永遠に存在します。能力には、成長型、気性、根性、健康、実績、安定、ダートというパラメータがあります。

勘違いしやすいのは、種牡馬側はスピードとスタミナの能力はないこと。最高額のサンデーサイレンスも無料のムーンパレスも一緒です。

種牡馬のパラメータは非常に重要で、産駒の能力に大きな影響を与えます。以下に詳細を紹介します。

成長型

「持続」「早熟」「普通」「晩成」の4パターンがあり、産駒は種牡馬の成長型パラメータをベースにインブリードも加え、「超早熟」「早熟」「普通」「遅普通」「晩成」「超晩成」に分かれます(バグ成長型の「中晩成」もマレに出ます)。最強馬を狙うならば、「超晩成ボーナス」の影響で、超晩成が圧倒的に有利。超晩成は種牡馬のパラメーターが「普通」と「晩成」からしか生まれません。つまり、真の最強馬は「普通」か「晩成」の種牡馬からしか出現しません。

「持続」と「早熟」はほぼ同じですが、「持続」の方がピークアウトする月(X月)が遅くなります。

気性

「A」「B」「C」の三段階。それぞれ気性の上限に影響し、Aは上限が100、Bは80、Cは60と決まっています。すべての能力に秀でた究極の1頭を狙うなら、気性はAしかあり得ません。究極を狙わないのであれば、気性Cも選択肢に入ります。スピードの限界値が65以上、気性の限界値が34以下(森山厩舎)であれば、去勢して気性を最大79にすることができるのです。去勢のリセマラをすれば、いつかは必ず79は出ます。

根性

「A」「B」「C」の三段階。気性と違い、BやCでもマックスの根性99(牝馬は79)は出現します。もちろん、Aのほうが確率は高くなります。なお、父(種牡馬)と母父(繁殖牝馬の父)の両方が根性Aで、面白配合(後述)ならば、根性が70以上確定となり、牧場長がいう根性コメント(抜群の勝負根性を持っています)が必ず出現します。

健康

「A」「B」「C」の三段階。BCには関係ない「丈夫さ」項目なので、最強馬生産をする人や、リセット前提の人は無視しても良い項目です。また、危険配合の場合は健康のパラメーターを無視して丈夫さは最低になります。なお、競走馬には「回復力」という能力もありますが、こちらは完全ランダムで設定されるので健康パラメーターの影響はありません。

実績

「A」「B」「C」の三段階。競走馬の能力の基礎値(スピードとスタミナ)に大きな影響を与えます。繁殖牝馬の能力が高いほど、実績が需要になる仕組みになっており、最強馬生産でもAが圧倒的に有利。ただ、実績Cでも理論上は最強馬が生まれる可能性はありえます。

安定

「A」「B」「C」の三段階。産駒能力のバラツキ影響があります。最強馬を狙うのであれば、このパラメーターのみAよりもCの方が上限の値が出やすいので圧倒的に有利です。

ダート

「◎」「◯」「△」の三段階。ダートレースに影響があるダート適性の能力に関わってきます。ダート適性は0から5の5段階まであり、最高値の5は父と母父の両者がダート適性◎でないと出現しません。ダート適性5は条件を満たしていても確率は4%しかありません。

ダビスタ96には自家製種牡馬というシステムはありませんが、パスワード種牡馬というシステムで新規種牡馬を追加できます。牧場のポストにパスワードを入力すれば、種牡馬リストの先頭に出てきます。パスワード種牡馬は常時1頭のみ登録でき、ほかのパスワード種牡馬を使いたい場合は上書きする必要があります。

種付けの時期とBookFull

種付けが可能なのは4月1週から4月4週まで。種牡馬の価格部分が「種付けの時期とBookFull」になっている場合は売り切れですので、その年は種付けはできません。産駒は翌年の4月1週から4月4週までに生まれます。

ダビスタ96の配合理論

ダビスタ96の配合理論には「インブリード(クロス)」「ニックス」「面白い配合」の3種類があります。「面白い配合」はダビスタ96から新しく導入された配合理論で、最強馬生産には最重要な理論となります。配合理論は重複が可能で、インブリードと面白い配合、ニックスすべて満たすケースもあります。

なお、ゲーム中に配合理論がわかるのは種付け後。配合理論が重複した場合は、1つしかコメントされません。配合はあらかじめ攻略本を見るか、配合ツールを使って調べておく必要があります。

インブリード(クロス)

条件:種牡馬と繁殖牝馬で共通の祖先がいる

効果:共通祖先によって各種能力のアップ(スピード◎スピードスタミナ根性根性↓ダート丈夫さ早熟晩成気性難)

5代血統内に、同一祖先が存在するとインブリード(クロス)となります。上の配合例では「Graustart」と「Ribot」のインブリードが発生しています(シリーズによってはGraustartの父のRibotの効果は無視されますが、ダビスタ96では効果内に入ります)。 インブリードの効果は祖先馬ごとに設定されており、例えばGraustartなら「スピード」の効果があります。Bibotの「根性」「気性難」のように、複数の効果、マイナスの効果を持つ祖先馬もいます。 どの祖先馬がどの効果を持つかは、「ダビスタ96インブリード効果一覧」を参考にしてください。

インブリードの本数が多すぎる、つまり血が濃すぎると「危険な配合」とコメントされます。ゲーム内コメントではわかりませんが、危険な配合は2種類あり、インブリードが8本以上の普通の危険な配合、1×N、2×2の超近親配合は「超危険配合」となる。危険な配合のデメリットは丈夫さが低く出やすいという程度で、最強馬生産ではほとんどの無視しても良いファクターです。一方で超危険配合は根性と気性に多大な悪影響があるので、避けたほうが無難です。

それから、3×4のインブリードが発生すると、牧場長が「おお (馬名)の4×3ですね」とコメントします。いかにも特別な効果がありそうですが、配合の計算上は4×3も5×5も同じ1本として数えるので違いはありません。4×3を狙う必要はないということです。

また、ダビスタシリーズでは血統表に牝系のデータはないため、牝馬インブリードは存在しません。

ニックス

条件:種牡馬と繁殖牝馬の系統が特定の組み合わせ

効果:スピードとスタミナのアップ

種牡馬と繁殖牝馬には血統から系統が設定されており、特定の系統の組み合わせだと相性の良い「ニックス」と判定されます。例えば、「ノーザンダンサー系」と「ヘイルトゥリーズン系」はニックス。種牡馬と繁殖牝馬はどちらでも構いません。ニックスの一覧は、「ダビスタ96ニックス一覧」を参考にしてください。

ニックスの効果はスピードインブリード2本分+スタミナインブリード1本分の効果と同じです。

面白い配合

条件:3代前祖先8頭で異なる系統が6種類以上

効果:勝負根性アップ、スピード上限アップ

ダビスタのすべての種牡馬を15系統に分け、3代前の8系統のうち、6系統以上あれば面白い配合が成立します。上の配合画像では「Fa」や「Ec」となっている部分です。

面白い配合はダビスタ96の最重要理論で、スピードの最大値に影響があります。具体的には面白い配合なら最高でスピードが134(超晩成ボーナス含む)まで可能性がありますが、非面白配合は最大値が125までになります最強馬を狙うなら必須といえるでしょう。

同系3代配合の弊害

ノーザンダンサー系の牝馬にノーザンダンサー系の種牡馬をつけると同系配合になります。同系配合に弊害はありませんが、これが3代続くと大きなペナルティがあります。具体的にはスピードとスタミナに大きな弊害があり、まともな馬はまったく生まれなくなります。同系配合はよいですが、同系3代配合は避けましょう。

ダビスタ96の乱数は65536パターン

ダビスタ96の乱数は65536パターンしかありません。同じ配合で繁殖牝馬牝馬の能力も同じなら65536パターンの馬しか生まれないということになります。また、繁殖牝馬の能力が一定を超えると(TSL)、配合のパターンは同じになります。

ダビスタ96の配合理論は完全解析されている

ダビスタ96の配合システムは、「ダビスタ96完全解析」というサイトによって完全解析されています。この理論をベースに「配合シミュレーター」を公開していますので、ご利用ください。

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