ダビスタ96の育成・調教について

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ダビスタ96の育成は能力を埋める作業

ダビスタ96の競走馬は調教とレースによって能力を伸ばします。競走馬には、スピード、スタミナ、根性、気性の能力が設定されており、どの能力が伸びるかは調教の種類によります。競走馬の能力は、ほかにも人気、ダート適性などもありますが、こちらは調教はまったく関係なく、人気はレースの結果、ダート適性は生まれつきの能力で不変となっています。また、健康度と回復量という能力もあり、故障の確率と疲労の回復に影響します。こちらはBCに関係ないパラメータなので育成には影響はありますが、最強馬生産目的なら気にする必要はありません

調教によって最終的な馬の能力が変わるかというと、そういうことはなく、馬の能力は生まれた瞬間に決まっています。調教は、馬の能力の器に水を注いでいくようなものと考えればよいでしょう。能力限界まで調教することはそれほど難しくありませんが、下手すぎる調教をすると馬の能力を活かしきれないことになります。なお、馬の本来の能力を超えるケースも例外的にはあり、それについては後述します。

入厩時期は3歳1月1週でOK

競走馬は3歳（現在の表記では2歳）の4月以降になると「デビューの準備はOKです 入厩させますか」というメッセージが表示されます。しかし、このメッセージが出る前に入厩することも可能です。いつ入厩するのがベストでしょうか？

結論を言えば成長型に関わらず、3歳1月1週に入厩して問題ありません。デビューメッセージまではスピードが成長するメリットがありますが、早い時期に入厩して調教したほうが効果があります

調教とレースの育成効果

調教のメニューは以下のとおりです

複雑なようですが、基本的にはダートと芝しか使いません。ダートがスタミナアップ、芝がスピードアップ、併せ馬で根性アップ、併せ一杯で気性アップと覚えておきましょう。効果があるのは強目以上で、馬なりではスタミナとスピードは上がりません。また、一杯でもたくさん上がるわけではなく、効果は強目と一緒です。一杯で上がるのは気性です。具体的には以下の表を参考にしてください。

表を見ると単走・馬なりはまったく効果がないように見えますが、レース前に馬体重を減らさず調教をしたいときに役立ちます。レース前に調教をしないと気性に悪影響があります。

なお、調教は週に2回まで可能です（水曜日と木曜日）。

調教は故障の可能性があります(坂路、プールは故障しません) 。故障の確率は疲労度や調教のハードさによって異なります。

調教メニュー			スピード	スタミナ	根性	気性	疲労	馬体重
ダート	単走	馬なり
		強目		+1				-2kg
		一杯		+1				-4kg
	併せ馬	馬なり			+1			-2kg
		強目		+1	+1			-4kg
		一杯		+1	+1	+1		-6kg
芝	単走	馬なり
		強目	+1					-2kg
		一杯	+1					-4kg
	併せ馬	馬なり			+1			-2kg
		強目	+1		+1			-4kg
		一杯	+1		+1	+1		-6kg
ウッド	馬なり						+4※
	強目			+1			+4※	-2kg
	一杯			+1			+4※	-4kg
坂路	-2kg		+1				+1	-2kg
	-4kg		+1			+1	+1	-4kg
プール	-2kg							-2kg
	-4kg			+1				-4kg
レース			+2			+2	54+(距離÷100)-回復力	-10kg

※疲労が1以上ある場合

競走馬の調子と調教

競走馬には調子があり、不調から絶好調までを繰り返します。調教は好調の時期を維持しつつ、不調な場合は放牧に出して調子をリセットすることが基本。また、併せ馬をすることで調子を変えることがができるので、不調なときは併せ馬を多用しましょう。逆に調子が上昇トレンドのときは、調子が変わる併せ馬は控えましょう。

理想は「順調にきています」の状態を維持し、馬体重が+6kg増えることです。VTRを利用することで、順調のまま+6kgを続けるテクニックもあります（順調+6kg固定）。

調教師コメント	調子	馬体重増減	トレンド	解説
だいぶ重いようです かなり絞らないとレースには使えませんね	?	?	?	理想馬体重より+20kg～
まだちょっと太めです もうひとたたき必要ですね	?	?	?	理想馬体重より+10kg～
少しずつ調子は上向いてきましたが 本調子にはまだまだですね	30%	+2～+4kg	↑	調子の底を脱出して上向きに
毛ヅヤもガラッと良くなってきて だいぶ調子が戻ってきました	50%	+2～+4kg	↑	理想馬体重以上で言われる
だいぶ疲れも取れたようです カイ食いも良くなってきました	50%	+2～+4kg	↑	理想馬体重以下で言われる
順調にきています もうひと追いすればカンペキです	70%	+2～+6kg	↑
調子が上がってきました 今度はきっとやってくれるでしょう	70%	+2～+6kg	↑	前走2着以下で言われる
いい状態に仕上がりました この分ならかなり期待が持てそうです	90%	+2～+6kg	-	ピーク状態でこの状態で調教すれば100%に
相変わらず元気です 調子はまずまず良いようです	80%	+2～+6kg	↓	調子はキープしているが下降トレンドに 絶好調で疲労10以上もこのコメント
調子は特に良くもないし 悪くもありません	50%	+2～+4kg	↓
このところ少しバテ気味で ちょっと調子が落ちているみたいですね	30%	-2～+2kg	↓
このところずっと調子がかんばしくないようです まだ期待しないほうが…	20%	-4～+2kg	↓	理想馬体重以上で言われる
カイ食いが落ちているようで あまり体調が良くありません	20%	-4～+2kg	↓	理想馬体重以下で言われる
かなり疲労がたまっています 少し休ませた方がいいかもしれません	?	?	?	調子に関係なく疲労度70以上

デビュー前の調教はダート中心

デビュー前の調教はスタミナと根性を上げるのが基本です。「ダート・併せ・強目」と「ダート・強目」を中心に調教していきましょう。この際、馬体重の減り過ぎには注意。調教師に「まだちょっと太めです」というコメントを言われなくなってから-8kgの馬体重が理想体重ですが、理想体重より大きく馬体重が減らないようにしましょう。

放牧で調子リセットと回復

放牧には調子をリセットし、疲労を回復することがあります。一度放牧に出すと最低4週間は厩舎に戻ることができません。放牧をするとスタミナが-4されるデメリットがあります。ダビスタ96の場合、温泉施設を作成しても効果は変わりません。

調教の限界

競走馬が持つ能力の限界に達すると、調教をしても能力は上がりません。また、成長型によっては時期による能力のフタも存在します。例えば、晩成の馬のスピードを序盤がからあげようとしても、一定でフタをされ能力は上がりません。ただし、レースではフタ関係なく能力を上げることができるので、レースをたくさんこなすことで、スピードを早い時期から上げきることが可能です。

X月と能力低下

競走馬はX月を超えてレースに出すとスピードと根性が低下します。低下したスピードと根性は調教で補うことできるので、X月を超えてもしばらくは全盛期の能力が発揮できますが、低下するスピードと根性の量も増えていくので、いずれは引退を考えなくてはなりません。X月は馬によって違いますが、早い馬だとクラシック戦線を迎える前の4歳3月（現在の表記では3歳）に訪れることもああります。

成長型	X月
超早熟	4歳3月～7歳1月
早熟	4歳5月～7歳1月
普通	5歳5月～7歳7月
遅普通	6歳3月～7歳7月
晩成	6歳3月～7歳7月
超晩成	7歳1月～7歳7月
中晩成（バグ）	4歳3月～5歳5月

※参考「ダビスタ96 完全解析 ダビスタ96の産駒能力決定について」

気性難の馬はセン馬にして気性アップが可能

気性の悪い馬は去勢することでセン馬にすることができます。セン馬にするかどうかは条件を満たした状態で調教師からオファーがあります。森山厩舎のみ優遇されているため、ゲーム開始時の厩舎選択は森山厩舎がおすすめです。

1. スピードの限界値が65以上
2. 気性の限界値が34以下(森山厩舎以外だと24以下) ※現在値は関係無し
3. 2勝以下 (勝ったレースの内容や賞金は無関係)
4. 前走の着順が8着以下
5. 森山厩舎以外の場合、4歳以上(森山厩舎では3歳馬でも可能)

※方位774「矯正イベント」より引用

セン馬の効果は気性の上限アップ。効果はランダムで最大79まで上がります。デメリットは一部レースに出走できなくなることと、種牡馬として売却できないこと。

ブリンカーは気性、シャドーロールは根性の現在値が上がる

ブリンカーは気性の現在値アップ、シャドーロールは根性の現在値アップの効果があります。元々気性や根性の値が低い馬のみしか装着できず、限界値は変わらないので、それほど意味はありません。セン馬同様、調教師から提案されてはじめて装着できるもので、以下のような条件があります。

シャドーロールの装着条件

1. 勝負根性の現在値が29以下
2. 5戦以上して2勝以下
3. 前走の着順が6着以下

※方位774「矯正イベント」より引用

ブリンカーの装着条件

1. 気性の現在値が29以下
2. 5戦以上して2勝以下
3. 前走の着順が6着以下

※方位774「矯正イベント」より引用

能力の限界を突破する超晩成ボーナス

超晩成型の競走馬に限り、5歳11月以降、スピードの上限に達した状態でスピードが上がる調教をすると、能力の上限を突破します。これを「超晩成ボーナス」と呼びます。

ダビスタ96では超晩成ボーナスがあるため、トップクラスの馬はほとんどが超晩成となっています。ボーナスの効果はスピード限界値÷25（切り捨て）。仮にスピード限界値が128なら、+5までボーナスで最大スピードは133になります。

超晩成ボーナスは使用の範囲なので、BCなどで規制されることはありません。超晩成ボーナスのない馬同士でレースをしたい場合は、4歳限定戦などを開催するとよいでしょう。

なお、超晩成ボーナスの存在は一部のトッププレイヤーには知られていましたが、一般的になるのはダビスタ96の後期の時期だったと思われます。

スピスタの限界を超える木曜併せ一杯調教

ダビスタIIIでは木曜日に併せ馬・一杯調教をすると能力の限界突破してしまう仕様がありました。ダビスタ96では修正されたと思われていましたが、実はダビスタ96にも存在します。

条件は疲労度が1以上で、理想体重以上、スピードの上限に達している状態で、木曜日に芝・併せ馬・一杯調教をするとスピードの上限が上がります（現在値は逆に上がりません）。同様の条件でスタミナの上限に達している状態でダート・併せ馬・一杯調教をするとスタミナの上限が上がるのです。簡単な方法で言えば、水曜日にウッド調教をして疲労度を貯め、木曜日に併せ一杯調教をすれば、上限が上がります。

なお、木曜併せ一杯調教をした馬は不正馬として扱われるので、一般のBCに登録することは避けましょう。

以下の動画で詳しく紹介しているので参考にしてください。

気性の限界を超える加橋気性ブースト

加橋気性ブーストは、お任せ厩舎の加橋厩舎に預けることで、気性の最大値が増える仕組みを利用したテクニックのこと。2020年になって「ダビスタ96 完全解析」の作者様が発見した仕様で、一部界隈に衝撃を与えました。

詳細を引用すると以下のとおりです。

1. 自厩舎でないお任せの加橋厩舎に入れていること。
2. 調教時にベスト体重+16kg 以上の重い状態であること。
3. クラスが新馬ではない、または月の奇数週の(偶数週からの週送りタイミングで処理する)調教であること。
4. 気性の最大値が99未満であること。

デビュー前にお任せ厩舎の加橋厩舎にあずけて気性の最大値を上げて、最終的に自厩舎でデビューすることで、気性99を目指すことができます（気性100にはできません）。

実機でも可能なので使用の範囲ですが、木曜・併せ馬・一杯調教同様、加橋気性ブーストを使用した馬は、一般のBCには出すべきではないでしょう。

加橋気性ブーストについては、以下の動画も参考にしてください。

ダビスタ96調教目次

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